2016-01-07
『日本版司法取引を考える~美濃加茂市長選挙とアメリカのイノセンス・プロジェクトの現場から~』
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」 代表弁護士の西島克也です。
本日は,私が所属しております日本弁護士連合会が主催する全国冤罪事件弁護団連絡協議会研究交流会『日本版司法取引を考える~美濃加茂市長選挙とアメリカのイノセンス・プロジェクトの現場から~』のご案内です。
本研究交流会では岐阜県美濃加茂市への浄水設備設置をめぐる贈収賄事件で,事前収賄などの罪に問われた市長に対し,名古屋地裁で無罪の判決が言い渡された「美濃加茂市長選挙事件」を取り上げます。
実際に弁護に当たられた郷原信郎弁護士より,具体的に報告していただくとともに日本版司法取引制度の導入に当たり,制度上・運用上の課題について注意点を喚起していただきます。
また,ブラントン・ギャレット著「冤罪を生む構造」の翻訳者のひとりであり,アメリカのイノセンス・プロジェクトの動きに詳しい笹倉香奈甲南大学法学部准教授をお招きしてアメリカにおける司法取引の実態と,捜査協力型司法取引で冤罪が多発したことによる改革の現状についてご意見やアドバイスをいただき,日本版イノセンス・プロジェクトについてご紹介いただく予定です。
弁護士・研究者の方はもちろん,本交流会が冤罪に関心を持つ多くの方々の経験交流の場となるよう,多くの皆さまのご参加をお待ちしております。
【日時】
2016年1月21日(木)15:00~18:00
【場所】
弁護士会館17階 1703会議室
東京都千代田区霞が関1-1-3
【参加費】
無料
【対象】
会員・研究者・マスコミ・一般
【申込方法】
事前申込不要(直接会場にお越しください。)
【問い合わせ先】
日本弁護士連合会 人権部 人権第一課
TEL:03-3580-9504
FAX:03-3580-2896
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代表弁護士 西島克也
投稿者:Nishijima