2014-07-30
『取調べの可視化を求める市民集会/奪われた48年~ 袴田事件を繰り返さないために~』
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」 代表弁護士の 西島克也です。
本日は,私が所属しております日本弁護士連合会が主催する「取調べの可視化を求める市民集会/奪われた48年~ 袴田事件を繰り返さないために~」のご案内です。
今年3月,死刑確定者であった袴田巖さんの再審開始決定がなされ,やっとのことで48年間にわたる身体拘束から解放されました。
この事件では,袴田さんの自白調書が有罪判決の決め手になりましたが,どのようにして自白調書が作られたのかは誰にも分かりません。そのため,誤りを正すまでに48年以上の時間を要したのです。
「袴田事件」は決して過去の話ではなく,現在でも,作られた自白による「えん罪」は後を絶ちません。
「えん罪」を生み出さないために始まった「取調べの可視化」法制度化の動きが大詰めの段階を迎えている今,「袴田事件」を繰り返さないために何をなすべきか。
袴田巖さんの姉でいらっしゃる袴田ひで子さんをはじめ,「えん罪」被害者の方々からお話をうかがいながら,「取調べの可視化」について考えてみたいと思います。
多くの皆さまのご来場をお待ち申し上げております。
【日時】
2014年9月22日(月)18:30~20:30(18:00開場)
【場所】
弁護士会館2階 講堂「クレオ」
(千代田区霞が関1-1-3「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)
【参加費】
無料
【参加対象・人数】
どなたでも参加いただけます(先着500名)
【内容】
◆ えん罪被害 ~本人と家族の苦しみに耳を傾ける~
袴田 ひで子 さん(袴田事件・袴田巖さんの実姉)ほか
◆ 取調べの可視化は,今 ~取調べ録音・録画の制度化をめぐる議論の現況~
小坂井 久 弁護士(法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会幹事)
◆ パネルディスカッション
・パネリスト
神津 里季生 日本労働組合総連合会事務局長(法制審議会新時代の刑事司法制度特別部会委員)ほか特別部会の議論に関わった方を予定しています。
・コーディネーター
森 直也 弁護士(大阪弁護士会)
【申込方法】
事前申込不要
【お問い合わせ先】
日本弁護士連合会 法制部法制第二課
TEL:03-3580-9904
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)の 「東京湾岸法律事務所」
代表弁護士 西島克也
投稿者:Nishijima