2014-10-03
『集団的自衛権で本当に国民の命と暮らしが守れるか?~閣議決定を検証する(シンポジウム)』
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」 代表弁護士の西島克也です。
本日は,東京弁護士会が主催するシンポジウム『集団的自衛権で本当に国民の命と暮らしが守れるか?~閣議決定を検証する』のご案内です。
本年7月1日,政府は,長い間堅持してきた憲法9条の解釈を変え,これまで憲法上許されないとしてきた集団的自衛権の行使を容認する閣議決定を行い,現在,それを実行に移すための法整備を急いでいます。
昨年来の秘密保護法の制定,日本版NSCの始動などとともに,日本国憲法の「恒久平和主義」と国民の「平和的生存権」に大きく影響する動きとして見逃せません。
閣議決定の理由として,中国の台頭や北朝鮮の核開発など,東アジア地域における安全保障環境の変化と緊張(いわゆる「抑止力」)が強調されております。
しかし,軍事力に依存することが,地域平和を実現する方法として果たして正しい選択なのでしょうか。
このような一連の動きによって,日本を再び戦争に向かわせる危険はないのでしょうか。
政府の行為によって,再び戦争の惨禍が起こされる虞はないのでしょうか。
本シンポジウムでは,①安全保障環境は本当に悪化しているのか,②集団的自衛権の行使とは何か,③「抑止力」が戦争を起こさないための有効な手段なのか,④真に国民の命と平和な暮らしを守るためにどうすべきかなどを,あらためて考えてみたいと思います。
皆さまのご参加をお待ち申し上げております。
詳細は以下のとおりです。
【日時】
2014年11月26日(水)18:00~20:30
【場所】
弁護士会館2階講堂クレオBC(「霞ヶ関駅」B1‐b出口より直通)
【内容】
1 基調講演
浅井基文氏(元広島平和研究所所長)
2 パネルディスッカション
浅井基文氏(元広島平和研究所所長)
坂元一哉氏(大阪大学法科大学院教授)
高良鉄美氏(琉球大学法科大学院教授)
【参加費等】
無料(事前予約不要)
【お問い合わせ先】
東京弁護士会 人権課
TEL:03-3581-2205
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)の 「東京湾岸法律事務所」
代表弁護士 西島克也
投稿者:Nishijima