2014-06-25
『司法取引と取調べの可視化』
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」 代表弁護士の 西島克也です。
他人の犯罪事実を捜査機関に明らかにする見返りに自分への求刑が軽くなる,
いわゆる「司法取引」が日本でも導入される見通しになりました。
「司法取引」は,組織犯罪や共犯者がいる事件の解明に役立つ一方で,
うその証言によって他人を冤罪に陥れたり,共犯者に罪をかぶせたりするなどの危険性も孕んでいることから,
「司法取引」を導入するのであれば,「取り調べの可視化(取調べの全過程の録画)」と併せて導入すべきである,という意見も出ているようです。
このような議論がなされている中,
日本弁護士連合会は,「取調べの可視化」を訴えるPRグッズの一つとして,
いわゆる「取調べの可視化」ゆるキャラ,
「可視化オールくん(取調室という密室の暗闇を照らす目を持つフクロウ)」のイラストを配した実用的なトートバッグを作成しました。
霞が関の弁護士会館で販売されており,販売価格は1,300円(税込・送料別)ですので,
「取調べの可視化」にご賛同いただける方は,どうぞご利用ください。
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)の 「東京湾岸法律事務所」
代表弁護士 西島克也
投稿者:Nishijima