『平和への願い（浦安市）』

千葉県浦安市（新浦安/舞浜地区）「東京湾岸法律事務所」代表弁護士の西島克也です。

２０１８年９月９日（日），文化会館で被爆体験者による講話と平和使節団として長崎へ派遣された中学生たちの報告会が行われました。

被爆体験講話は，「原爆とは何か，原爆の恐ろしさ，平和の尊さ」を長崎で被爆した自らの体験を通して，語っていただきました。

講話を行っていただいた方は，被爆当時７歳だった池田松義さんと，当時４歳だった伊藤武治さんです。

池田さんからは，戦争は昔の話と思っている人も大勢いるが，まだ，７３年しかたっていない，一世紀も昔の話ではなく，今の平和に感謝するとともに，この当たり前のことが世界ではできていないことも現実にまだあることを忘れてはいけないと語っていただきました。

伊藤さんからは，原爆の恐ろしさは数値で見ると爆風が秒速４４０メートル，台風の１０倍以上の威力があること，そしてこのようなことを２度と起こしてはならないことなどを語っていただきました。

長崎平和使節団の報告会では，８月７日から１０日の４日間，長崎市に派遣された浦安市内の中学生１８人で構成された浦安市平和使節団が，自分たちの言葉で報告を行いました。

中学生たちからは，「被爆は心も体も傷つける」「伝えていくことが大事」「平和式典に出席した国連事務総長の言葉を聞いて平和は願うだけでは訪れない自分でできることをしなければならいと思った」など，普段当たり前のように日常にあり，考えたことのない平和について学ぶことができたと語っていました。

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