2015-03-05
『アスベスト被害予防の現状と課題~建物に使用されているアスベスト問題~(シンポジウム)』
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」代表弁護士の西島克也です。
本日は,東京弁護士会が主催するシンポジウム『アスベスト被害予防の現状と課題~建物に使用されているアスベスト問題~』のご案内です。
2005年のクボタショック以降,法令によるアスベスト規制は一段と強化されました。
しかしながら,アスベスト起因が明白な中皮腫による死亡者は平2013年には年間1400名を超えるなど,その被害者の数は相当数にのぼっております。
しかも,被害者の数は年々増加しています。
被害者救済については,平成26年の最高裁判決で国の責任が認められるなど,司法救済の道が広がりつつありますが,今後も徹底した被害予防対策が求められます。
本シンポジウムでは,建物にアスベストが大量に使用されていることに着目し,とりわけリノベーションや解体時のアスベスト飛散による被害を防止するためには何が必要なのかを議論することを目的といたします。
2013年に改正された大気汚染防止法だけでなく,建築関連法規,建設リサイクル法,廃棄物処理法,石綿障害予防規則も含めて,法規制の現状を整理し,今後の法制度の課題を議論します。
また,効果的なリスクコミュニケーションについても検討します。
奮ってご参加ください。
詳細は以下のとおりです。
【日時】
2015年3月14日(土)13:30~17:00
【場所】
弁護士会館3階 301号室
東京都千代田区霞が関1-1-3
【対象】
どなたでもご参加いただけます。
【参加費】
無料
【内容】
①「講演」
・浅野 直人 氏(福岡大学法科大学院教授,中央環境審議会 石綿飛散防止専門委員会委員長)
・島田 啓三 氏(建設廃棄物協同組合理事長,中央環境審議会 石綿飛散防止専門委員会委員)
・外山 尚紀 氏(NPO法人東京労働安全衛生センター,中央環境審議会 石綿飛散防止専門委員会委員)
②「パネルディスカッション」
○パネリスト
・浅野 直人 氏(福岡大学法科大学院教授,中央環境審議会 石綿飛散防止専門委員会委員長)
・島田 啓三 氏(建設廃棄物協同組合理事長,中央環境審議会 石綿飛散防止専門委員会委員)
・外山 尚紀 氏(NPO法人東京労働安全衛生センター,中央環境審議会 石綿飛散防止専門委員会委員)
・牛島 聡美 氏(東京弁護士会弁護士,公害・環境特別委員会委員,アスベスト部会長)
○コーディネーター
・小澤 英明 氏(東京弁護士会弁護士,公害・環境特別委員会委員)
【お問い合わせ先】
東京弁護士会 人権課
TEL:03-3581-2205
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)の 「東京湾岸法律事務所」
代表弁護士 西島克也
投稿者:Nishijima