2014-10-27
『司法試験シンポジウム~司法試験の改善に向けて~』
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)「東京湾岸法律事務所」代表弁護士の西島克也です。
本日は,私が所属しております日本弁護士連合会が主催する『司法試験シンポジウム~司法試験の改善に向けて~』のご案内です。
現行の司法試験は,旧司法試験において指摘されてきた知識偏重の弊害(論点ブロック吐き出し型など)が改善・克服され,基本的に肯定的に評価し得るものとして定着してきました。
他方,試験全体をみると,「受験生にとっての負担が大きいのではないか。」との指摘が続けられた結果,2015年度より,短答式試験の試験科目を憲法・民法・刑法に限定する法改正が行われました。
同改正を踏まえ,司法試験の内容や実施方法のあり方について,①なお改善すべき点があるのか,②あるとすればどのような点なのかについて,司法試験委員会や同幹事会においての検討が始まっております。
そうした中で,旧司法試験からの改善点を損なうことなく,過度な負担を解消し,適切な能力判定をするにふさわしい司法試験の内容や実施方法のあり方について,あらためて討議を行うべく,本シンポジウムを開催いたします。
奮ってご参加いただきたく,宜しくお願い申し上げます。
詳細は以下のとおりです。
【日時】
2014年11月29日(土)13:00~17:30
※終了後に,弁護士会館地下1階「桂」にて「懇親会」を開催いたします。
【場所】
弁護士会館2階講堂「クレオ」BC
(千代田区霞が関1-1-3「霞ヶ関駅」B1-b出口直結)
【参加費】
無料
【プログラム】
(1)報告
① 司法試験委員会などの議論状況の概要
(報告者:是木 誠 法務省大臣官房人事課付・司法試験庶務担当)
② 論文式試験の今年度およびここ数年間の傾向分析
③ ここ数年間の短答式試験の傾向分析
④ 民法及び刑訴法の「サンプル問題」の提示
(報告者:日弁連法科大学院センター幹事)
(2)パネルディスカッション
① 論文式試験について
② 短答式試験について
③ 今後の議論のあり方について
○パネリスト
・後藤 昭 氏(青山学院大学大学院法務研究科教授)
・野澤 正充 氏(立教大学大学院法務研究科教授)
・山口 卓男 氏(日弁連法科大学院センター副委員長・弁護士)
・中山 博之 氏(日弁連法科大学院センター副委員長・弁護士)
○コーディネーター
・亀井 尚也 氏(日弁連法科大学院センター副委員長・弁護士)
【申込方法】
申込書に必要事項を記入のうえ,FAXにて事前にお申込ください(申込先着順)。
※学生は参加対象としておりませんので,あらかじめご了承ください。
【お問い合わせ先】
日本弁護士連合会 法制部法制第一課
TEL:03-3580-9939
FAX:03-3580-9899
千葉県浦安市(新浦安/舞浜地区)の 「東京湾岸法律事務所」
代表弁護士 西島克也
投稿者:Nishijima