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弁護士ブログ

2013-12-20

『相続』  

千葉県浦安市(新浦安・舞浜地区)の「東京湾岸法律事務所」 弁護士秘書 永井です。

流行語大賞や今年一年を表す漢字など,一年のまとめのニュースが次々と発表され,いよいよ今年も終わりに近づいてまいりました。

年末年始を迎え,帰省などでご親族とお話になる機会が増えると,「相続」が話題に上ることもあるかと思います。

そういった時に少しでも役立てていただけるよう,今回は「相続」について簡単に触れさせていただきます。

 

1 「相続」とは

人が死亡した場合に,その死者の財産上の法律関係が他の人に移転することをいい,大きく分けて2つに分類される。

①死者と一定の親族関係にある者が財産上の法律関係を当然,かつ包括的に承継すること

(この場合の死者を「被相続人」,承継する親族を「相続人」という。)

②死者の遺言による財産の処分(遺贈という。)

 

2 親族とは

①6親等内の血族

血族には,実際に血のつながりがある自然血族と,養子縁組によって血族と同じ関係とみなされる法定血族とがある。

②配偶者

③3親等内の姻族

姻族とは,自己の配偶者の血族,自己の血族の配偶者という。

 

3 親等の数え方

①直系血族・・・親や祖父母,子や孫のように世代を隔て垂直につながる血族

自分の親,自分の子は1親等の直系血族,祖父母や孫は2親等の直系血族となる。

②傍系血族・・・兄弟姉妹や叔父・伯母,姪・甥等のように,同一の祖先から分かれた血族

自分の兄弟姉妹は2親等の傍系血族,叔父・伯母等は3親等の傍系血族となる。

直系・傍系の区別は姻族にもある。自己の配偶者の父母は1親等の直系姻族であり,自己の配偶者の兄弟は2親等の傍系姻族となる。

 

また,親族の分類として,自分より上の世代(祖父母や親)を尊属,下の世代(子や孫)を卑属という。

例えば,祖父母は2親等の直系尊属,甥・姪は3親等の傍系卑属となる。

兄弟姉妹や従兄弟は同じ世代なので,尊属でも卑属でもない。

配偶者間には親等はない。

 

4 相続人の範囲とは

①血族相続人

第1順位・・・被相続人の子(子が死亡している場合,孫が代襲(代わりに相続人となる),子も孫も死亡している場合,ひ孫が再代襲することができる。)

第2順位・・・被相続人の直系尊属(父母,祖父母)

第3順位・・・被相続人の兄弟姉妹(兄弟姉妹が死亡している場合,その子が代襲することができる。)

第1順位がいない場合は第2順位に相続権が発生し,第1・第2順位共にいない場合は第3順位に相続権が発生する。

②配偶者相続人

配偶者は常に相続人となり,血族相続人がいる場合は,その者と同順位となる。血族相続人がいない場合は,単独で相続人となる。

 

5 法定相続分

①配偶者のみ・・・全て

②配偶者+子・・・配偶者1/2,子1/2(子が複数いる場合は1/2をその数で割る)

③配偶者+直系尊属・・・配偶者2/3,直系尊属1/3(直系尊属が複数いる場合は1/3をその数で割る)

④配偶者+兄弟姉妹・・・配偶者3/4,兄弟姉妹1/4(兄弟姉妹が複数いる場合は1/4をその数で割る)

 

親族関係はそれぞれのお客様によって千差万別であり,親族以外への遺贈等もあります。

上記の内容は「相続」の一部についての,非常に大まかなものですので,お困りのことやご不安なことがございましたら,お気軽に当事務所へご相談ください。

個々のお客様の状況に応じた適切なアドバイスをさせていただきます。

 

千葉県浦安市(新浦安・舞浜地区)の「東京湾岸法律事務所」

弁護士秘書 永井美穂

https://tokyowangan-law.com/

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